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私たちの仕事

新設構造物の設計

道路や鉄道などの新規路線計画や高架化事業にともない、橋梁や高架橋など新たに建設される構造物の設計を行う。
設計は、使用条件、架橋位置の交差条件、地形・地質条件などをもとに適用できる構造形式を計画、選定する。また、構造計算や構造解析を実施し構造諸元などを決定のうえ、設計図を作成する。

既設構造物の更新・修繕・補強設計

古い基準で施工された構造物や老朽化した構造物の性能を回復・向上させるため、部分的に造り変えたり、補修や補強をするための設計を行う。
設計は、既設構造物の現有性能を評価し、要求される性能を確保するために、使用条件、現地条件、施工条件などに応じた対策方法を計画、選定する。また、構造計算や構造解析を実施し、構造諸元や補修・補強量などを決定のうえ、設計図を作成する。

構造物の点検・調査・保全計画

構造物の性能を維持するために、予防保全や修繕、改修などを計画的に実施する必要がある。構造物の長寿命化、安全性確保、機能維持のため、点検・調査で得た情報をもとに現在の性能を評価、将来の性能低下を予測し、保全計画を作成する。

ライフスパンシミュレーション

構造物のライフスパンシミュレーション技術は、建設時の条件や供用中に受ける作用や措置の履歴を踏まえて、建設から供用にわたるライフスパンの時間軸の中で構造物が保有する性能の経時的な変化を連続的かつ定量的に評価するものである。
(1)新設構造物の設計、(2)既設構造物の更新・修繕・補強設計、(3)構造物の点検・調査・保全計画に示したような設計、施工、維持管理の過程の中での様々な技術イベントにこの技術を活用して、将来予測を含む性能評価結果をもとに、構造物のより合理的な建設や管理に取り組んでいる。